2010年03月25日

名古屋にて

先週末は、名古屋に出張してきました。三大都市といいながら、東京以外はとんと縁のない生活をしているため、名古屋に足を運ぶのもずいぶんと久しぶりです。左の写真は何だかわかりますか?

答えは、モード学園スパイラルタワーズ。画面右側の線が曲がっている気がするのは、カメラや錯覚のせいではありません。本当にいろんな曲線で作られている不思議な建物です。その曲線も細かく見ると、たくさんのトラス構造で形作られていることが良く分かるアングルです。

お天気にも恵まれ、肝心の対象不動産の調査もやり易かったのですが、ついでの観光のほうも充実したものとなりました。私は観光に行くと、有名な場所も行くのですが、それ以外に古い家屋(ある程度実用のために用いられて、今は保存活動などに支えられている建物)を訪問するのが好きです。



今回は、名古屋城の東に広がる、「文化のみち」と言われるエリア一帯を歩いていろんなものを見てきました。「文化のみち」は、関東ではあんまり有名ではないかもしれませんが、日本初の女優、川上貞奴の伝説とともに華麗な文化の香りのする見事な街並みでした。

こちらは、文化のみち「双葉館」。 川上貞奴の住んだお屋敷です。館内は自由に見学できて、和洋混在の、なかなか面白い雰囲気のある建物でした。大正時代の建物を現代に移築したもので、とっても奇麗な仕上がりをしています。庭も見事です。さながら金閣寺なり。

ただし「きれいだね」だけで終わるような建物ではありませんでした。なんと、日本初の配電盤のある家だったのです。電灯とかも沢山あるのですが、どうやら当時では、超最先端の家だったみたいです。さすがハイカラサダヤッコです。

こちらは、文化のみち「橦木館(しゅもくかん)」。 こちらは移築ではなく、建築された当時の姿が残る建物です。綺麗さでは双葉館に及ばないものの、重厚な歴史を感じさせる佇まいです。こちらも和洋混成の建物なのですが、和風の建築はなかなか本格的です。こちらは銀閣寺ですな

こういう「礎石」の上に載っている建物って、今なかなかないんですよね。。建物をぐるりと廻る縁側、書院のある座敷など、こだわりを感じます。ただ、床の間の作り方がちょっと雑かな。。でも、どちらかといえば洋館に力を入れている建物なので、和のほうが手抜きなのは、ある意味当然なのかも。

近くにある、きしめん屋? 「川井屋」 の昼食は絶品のおいしさでした(^^)vこれは超おすすめです。ここ老舗なんでしょうけど、お値段も安いし、気どってなくて、いつも満員みたいです。

それから、名古屋といえば味噌カツが有名ですね。私は滞在中、矢場とんと、WINDSの食堂(遊んだ訳ではないですよ、あくまで地域分析…)で二度食べました。味噌カツ、関東人にとってはちょっと甘めです。僭越ですが、普通のソースをちょっとだけ加えると、関東人向けになります(^^)v

文化のみちも楽しいですが、仕事で長居した、名古屋市役所も超古い。ていうか役所自体が「文化財」じゃん。左の階段表示なんて、戦時以前であることが明白。今時めずらしいよ!

東京なんてどんどん新しい無機質な建物になっているので、この歴史的姿は是非とも残していってほしいです。 館内の部署表示も地味にしてあって、実際見にくいのですが、機能性よりも雰囲気を重視するあたり、見栄を重視する(?)名古屋気質かななどど思ったり(失敬)



最後に、鑑定的ネタを一つ。名古屋はMIDLAND SQUAREとかJRタワーとか、目もくらむような立派な建物が目白押しで、都会だな〜圧倒されてしまうのですが、少し離れたレジデンス等を調査すると、東京では考えられない面白いことが分かりました。

賃料に、上限がある傾向が観察されるのです。あるエリアでは約6万円程度に天井感が強く出ているようで、新築のRCマンションでもその位の賃料しか設定できていません。その反面、少し狭めの木造物件が5万円だったりします。賃料を単価に引きなおすと、木造の方が全然高い。。

東京では不自然なことがここでは普通に観察されたりします。これも地域性ということか?それとも単にRCレジを沢山建てすぎたのかもしれませんね。
posted by RON at 17:20| Comment(1) | TrackBack(0) | 鑑定かんけい
この記事へのコメント
札幌に続き有意義な出張でしたね。
今後ともよろしくお願いします!
Posted by 二村昌利 at 2010年03月26日 22:36
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