2009年10月14日

秋の街頭相談会 〜 西東京市 〜

さわやかな秋晴れの下、本日も無料相談会が開催されました。西東京市は、武蔵野市の近く、閑静な住宅街という印象です。ざっと中心市街地で坪200万、普通住宅地で坪100万円位でしょうか?毎回いろいろな知識が試されるようで、不動産鑑定士としても成長できる機会かなと感じます。

今日も17名の相談者がいらっしゃって、なかなか盛況だったと思います。みなさん思い思いの相談を持ってこられますが、やはり個人のかたがほとんどですので、相続廻りのお話が多かった気がします。

相続とくれば、遺言書はどうまとめるかとか、遺産分割はどうしたらいいとか、税理士マターや弁護士マターなども顔を出すので、下手に業域職域侵犯にならないように注意しながらアドバイスを行うのはなかなか大変です。あと、離婚絡みのお話もありましたね。

私は、午前中は受付担当として、午後は相談員として勤めましたが、私の時は2回とも、区分所有(マンション)のご相談でした。何気に、こういった相談会でいきなりいくらくらいですかね?みたいな質問が一番答えづらいです。

私ら不動産鑑定士は、ちょっと不動産を見ただけですぐに不動産の価格が分かると考えての質問なのでしょうが、ほんとにピントがずれているので苦笑してしまいます。いろいろと調査をした結果が鑑定額に集約していく、という不動産鑑定士の業務の専門性が、一般の方には全然浸透していないんだな、と強く感じる瞬間でもあります。

言ってみれば、会社の内情などほとんど分からない状態で、税金はいくらくらいですかね先生?と税理士に質問しているようなもので、ナンセンスなのですが、仕方ありません。いろいろなヒントをもとに回答をするのですが、なんとも後味が悪いです。



ところで、こういった漠然とした「相談会」というものには本当に漠然と相談をしてくるので、他士業の職域には注意をして回答差し上げるのですが、考えてみると、弁護士やら税理士が、不動産の価格について云々と勝手に判断をしていることについては、有料で不動産の価格に関する判断やアドバイスを与えていることになり、その部分では法律違反であると考えられます。不動産鑑定協会として何のアクションも起こさなくて良いのでしょうか?

ドラマ「離婚弁護士」では、バイト君が不動産価格について調査を行い、●●万円相当の不動産です、とかドラマの中で堂々と言っていたりするのですが、あれでは誰でも自由に不動産価格を判断して情報を提供し、お客様からお金を取れるように見えてしまいます

鑑定協会で「有料サービスにおける時価査定等の判断は我々の職域である」と堂々と制作会社やテレビ局に対して抗議するべきではないのかな。ドラマの中で「鑑定評価書によると、●●万円です」とでも言ってくれれば、こっちの気分も害されないです。つまらない話ですが、民間需要におけるプレゼンスの確立は、業界で今まで本当に放置されてきているので、何とかしたいものです。。
posted by RON at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 相続かんけい
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