2013年09月05日

インチアップで行こう!

久しぶりのブログ更新です。
クルマ屋さんでもないのに、ワリとクルマに関する更新が多いような気がする。
不動産関連の仕事は、車に頼る部分が多いからかな。。


**** 1 ****

さて、今回のテーマは「インチアップ」と書きましたが、
普通、インチアップというと、ホイールを大径化して、
タイヤをペラペラに薄いのに交換するという、
ホイールのインチ数を上げて大きくする事(全体は変わらない)を指しています。

これは、基本的にはサーキットでの横Gへの踏ん張りを追及するものであって、
普通の道路の普通の走行では、タイヤがペラペラに薄くなるに従って、
乗り心地はどんどん悪化してしまいます。
または、ホイールを大きくして、かっこよく見せるのが目的みたいです。
(ホイールがでかいのが、かっこいいのか、私は分かりませんが。。。)

タイヤがペラペラに薄くなると、単純に空気の量が減ってしまうので、
極端なケースを考えれば、アルミや鉄のホイールに、ゴムがくるっと
巻いてあるだけの状態を想像してみれば、その乗り心地が悪くなるであろうことは
説明しなくても、想像できると思います。


**** 2 ****

今回の私のインチアップ作戦は、
そういったホイールの大径化ではなくて、
「タイヤの扁平率を上げる」、
というものになります。

タイヤの大きさは、

1、ホイールのリム幅
2、扁平率
3、ホイール径

の三種類の情報から構成されています。

例えば、私の乗っている平成22年式日産モコでは、
純正タイヤとして、ファルケンのシンセラという
ブランドのタイヤが付いているのですが、
そのタイヤには「155/65R13」と書かれています。

これはつまり、
ホイールの幅は155ミリ、
タイヤの扁平率は65%、
ホイールの直径は13インチ、
という意味になります。

ホイールの幅は、タイヤの幅に近いものになるのですが、
タイヤの高さについてはタイヤサイズの記載には情報がありません。

タイヤの高さは、ホイールの幅(ミリ)×扁平率(%)、
で計算して求める事になります。
従って、純正のタイヤは、
155ミリ×65%=100.75ミリの高さがある事になります。


**** 3 ****

さて、今回
この純正タイヤに釘が刺さっている事に気が付きΣ(°Д°、
タイヤを交換しなければならなくなりました。

モコは軽自動車なのですが、
普通車に比べて道路のショックや振動を拾いやすく、
静かさや快適さでは普通車に劣ります。

そこで、タイヤを交換するのならば、
ついでに良いタイヤを選択して、
乗り心地の向上を図ろうと思いました。

いろいろと検討した結果、今回チョイスしたのは、
トーヨータイヤのTEOプラスというタイヤでした。

昨今のエコタイヤブームによって、
すっかり店頭からは姿を消してしまったタイヤなのですが、
静粛性や快適性には定評があり、
私の狙いにはピッタリのように思われました。

エコタイヤに比べて、
軽量性や雨天時の停止性能などに若干差があるようですが、
快適性重視の私に、それらはあまり関係のない項目です。

更に、
タイヤのブランドを変えるだけではなく、
私は扁平率に目をつけて、
これを純正の65%から、
70%に上げる事にしました。

流通量の多い65のタイヤに比べて、
70は少し値段が上がるのですが、
空気の量が増え、乗り味は柔らかくなるはずです。

古いタイヤ
 ファルケン・シンセラ 155/65R13
新しいタイヤ
 トーヨー・テオプラス 155/70R13
という事になります。


**** 4 ****

さて、ここで問題です。
タイヤが全体として大きくなってしまうのではないですか?
そう、そのとおり、YES。
大きくなります。
では、具体的にどれくらい大きくなるのでしょうか。

1インチは、25.4ミリなので、
13インチホイールは330.2ミリ。

さっきの計算で、古いタイヤの高さは100.75ミリなので、
330.2ミリ+100.75ミリ(上)+100.75ミリ(下)で、
もともとのタイヤは、合計531.7ミリの大きさ(高さ)でした。

新しいタイヤは、155ミリ×70%=108.5ミリが高さです。
従って、330.2ミリ+108.5ミリ(上)+108.5ミリ(下)で、
合計547.2ミリの大きさ(高さ)になります。

547.2÷531.7=1.029
 約3%程度大きくなるようです。


**** 5 ****

タイヤが大きくなるのは、問題ないの?
実は問題があります。
一つはスピードメーターへの影響の問題。
もう一つはボディへの干渉の問題です。

ボディに当るかどうかは、
実際にクルマを見ながら確認してみないとなりません。
ハンドルを右や左に切って確認したところ、
モコの場合は余裕が十分にあったので全く問題なし。
残るはスピードメーターへの影響の問題です。

ちなみにクルマは車検に通らなければ、
公道を走ることはできません。

スピードメーターに関しては、
メーターが時速40キロを指している時の、
実際の走行速度が、
31キロ〜42.5キロの範囲に
収まっていなければならないそうです。
(私はこちらの記事を参考にしました↓)
http://greeco-car.seesaa.net/article/183045134.html

ここで、古いタイヤの時の、
車検の時の記録が役に立ちます。

車検をお願いしたディーラーによれば、
古いタイヤのモコは、
メーターが時速40キロを指していた時の
実際の走行速度が、36.3キロだったそうです。

そこで、今回タイヤが3%程度大きくなりましたので、
36.3キロ×103%=37.4キロが、
想定される実際の走行速度の変化になります。

まあ、むしろ、誤差が修正される方向なので、
次回の車検も多分問題ないと思います。


**** 6 ****

さあ、それでは交換後の変化をお話ししましょう。
変化がなければ、意味がないですからね。

まず、車高が1センチくらい上がりましたので、
ドアを明ける時に下を心配する事が少なくなりました。

そして乗り心地。
道路からの衝撃や振動は確実に減りました。
ほぼ1500クラスの普通車並みになったように思います。
道路のへこみを拾った程度で、
以前のように、ガツンと来ることはなくなりました。

さらに静かさ。
これはなかなか表現が難しいのですが、
舗装の悪い道を走る時に、
まるで大きな汽船にでも乗船したかのような
「ドドドドドッ」という音がしていたところ、
同じ道を走っても「ボボボボボッ」という風に
弱くなっているという感じでしょうか?(^^;)
表現がむずかしいですね(汗)

まあ、詰まるところ改善している訳です。

軽自動車を愛用している皆様。
乗り心地の改善にはエコタイヤはオススメできません。
それ用のタイヤを選択して、
さらに扁平率をタクシーみたいに70にしたり、
いろいろ工夫する事で、
確実に乗り心地はよくなりますヨ!


**** fin ****

何か、大きなタイヤは快適です、みたいな
当たり前の事を言っているだけのような気もしますが〜(ーー;)、
とにもかくにも、皆様の参考になれば幸いです。
posted by RON at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 国土交通問題